「九州ソフトウェアテスト勉強会 Vol.18」に参加してきました
今更ですが2016年1月26日(水)に(株)Fusicさんで行われた
九州ソフトウェアテスト勉強会の勉強会 Vol.18 ~SaPID問題モデリングワーク in 福岡~に参加してきました。
こちらの勉強会は初参加。
実は私の近況を知る一部の方々には「え?行ったの??来たの?」と驚かれる勉強会でちょっと参加するのはどうだろうかとも思ったのですがこっそり参加してきました。
今回は「問題解決」がテーマということで、山積みになって消化されないままの自信の問題のために、
今でも迷っている「どうするべきだったのか」に結論を出せる様に、
そして何より「これからどうしたらいいのか」という答えを見つけるために、どうしても行きたかったんです。
今回の勉強会は「SaPID®+(サピッドプラス)」という組織やプロジェクトの問題改善の手法、考え方を学びました。
SaPID+とはなんぞや?というと
ということだそうです。SaPID+(サピッドプラス)とは、SaPID plus(+) Trouble Modeling approachの略語です。
自律型プロセス改善手法SaPIDと自律運営チーム構築・変革手法である価値観・行動変容/問題モデリングアプローチ(以下、問題モデリングアプローチとします)をシームレスに連携し、導入時の負荷を最小限にしつつ自律運営を実践するチームを作り上げていく手法です。
チーム立ち上げ時、実践中などのタイミングを問わず適用することが可能です。
講師の方が事前に準備して下さっていた資料をダウンロードして参加。(現在もこちらのページからダウンロード可能です)
内容が事前に把握できて参加の後押しになり、また、概要が把握できて勉強会の理解も進みました。
【内容】
ペアやチームを組んでのワークを多用し、問題共有の難しさを認識しつつ、どうすれば良いか、どうしたら改善できるかというのを学ぶ……というより意見を出し合い考えていきました。
詳細は私がごちゃごちゃいうよりも上記で紹介した事前資料を見ていただいた方が良いと思うので割愛します。
資料の中の「文章表現の原則・禁則」は人に問題を伝えるためのノウハウが記載されており、とても役に立ちそう。
印刷して意識していこう思います。(引っ越し直後でまだプリンタのスタンバイがまだできてないので近日中に……)
【感想】
ワークを行ってみて問題共有の難しさをすこぶる実感しました。「分かるだろう、こういうことだろう」と思ったことが全然伝わりませんでした。
また皆さんも中々苦労しているようで話しの得意不得意に関わらず、万人に難しいことで、
深く考えなければ解決への答えも見つからないものなのだと実感しました。
また、ワークの中で出た「『問題を報告する』、ということと、『報告された問題を対応をしない』
ということはまた別であり、報告が無駄になろうがどうしようが問題は共有すべき」という意見には
そうだな、とハッと気付いたと共に、我が身を振り返って反省をしました。
「報告は当たり前のこと」と意識しつつも、落ち込むような結果が返るのが怖くなって、
問題の報告を数回に1回は飲み込んでしまったりしていたんですよね。
(その中に「言うべきだった」と反省したことも多々あります。それはそれとして報告し続けるべきでした。)
【反省、目標】
勉強会での発言が支離滅裂で伝わりにくかったなー、声が震えていたなーと、思い出すとちょっと恥ずかしくなります。ちゃんとしっかりと話せるように、と至極当たり前のことを反省します。
そしてまず、文章表現の原則・禁則を意識して正しく問題を共有できるように、
また、問題を掘り下げて、因果関係をマインドマップのように整理してから解決するということ実行していきたい。
それから何より「問題共有をしていく」ということを改めて意識して問いかけていきたいと思います。